タイヤの寿命を判断する4つのポイント
ついに雪が降りました。
例年より1週間位早いのではないでしょうか。
寒さもグッとキツくなりました。
外にいると鼻の先が赤くなってきます。風が痛いですね。
週末に峠を越す予定なので早速タイヤ交換をしました。
中古で買ったスタッドレスタイヤなので本格的に積もったら大丈夫か少し不安です。
少しひび割れもしてます。そろそろ寿命でしょうか?
そこで少しタイヤの劣化や交換時期について調べてみました。
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タイヤの寿命を判断するポイント
タイヤ 寿命 ひび割れ・距離
まず、車のタイヤにはひび割れ防止のため「ひび割れ劣化剤」という成分が配合されています。ようは油ですね。
年数が経ち古くなると共に、油分がどんどん抜けていくため、タイヤは劣化していきます。
よく使う輪ゴムも使いはじめは弾力性がありますが、放置しておくと硬化して伸びなくなり切れてしまったりすると思います。
それと同じようにゴムは年数で劣化していくのです。
でも、たとえ走行距離が0kmであったとしても、タイヤは3〜4年経つとゴムが劣化しひび割れが見られるようになります。
走行中タイヤがバーストしないよう最低でも4年前後を目安に交換したほうがよさそうです。
意外と思われるかもしれませんがタイヤは車が曲がる回数が多いほど減るのも早いです。
走行距離が長く常に走っているほうが劣化が早いように思えますが、高速道路などではタイヤは4本ともまっすぐな状態で走っているだけなので変な減り方はしません。
それよりも車庫入れ等でハンドルをぐるぐる切っている低速時の据え切りのほうがタイヤの消耗を早めます。
また都市部では信号などの発進、停車も多く、タイヤにかかる負担は過酷です。
買い物など街乗り中心に使っている方は、タイヤの早期摩耗にご注意ください。
車の重量は1tや2tはあり最近の軽自動車やハイブリッドカーはエンジンもモーターも前側。
前側ばかりが重く、走るときも止まるときも前のタイヤを使うので、熱負担などで前輪の劣化が早まります。
劣化が早まると空気の抜けも早まります。
タイヤローテーションや空気圧管理をしっかりメンテナンスをしていないと1年か2年でダメになってしまう場合もあるようです。
タイヤのサイドを見るとすぐわかると思いますが、しわが寄っていたり、溝と溝の間がひび割れている場合があります。
夏場、路面の温度が高くなってくるとひび割れしてきたところから亀裂となり、最悪の場合タイヤ自体がバーストしてしまうこともあるので気をつけたほうがよいですね。
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タイヤ 寿命 スリップサイン
車のタイヤ交換の目安としてよくあげられるのは溝が残っているかどうか。
タイヤの使用限度は法律の規定では残り溝1.6mmですが、夏タイヤで性能が急激に落ちてくるラインは3.2mm。
これを超えると車本来の性能を引き出しづらくなります。
とくに高速走行時、ウエットな路面でのブレーキ性能が極端に落ちるので3.2mmくらいを交換時期の目安にしましょう。
スタッドレスタイヤについては性能が維持できるラインは新品の溝の半分まででプラットホームという目印があります。
これが露出してくると冬タイヤとして使用不可となります。
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タイヤ 寿命 年数
タイヤの横には世界各国共通で製造年週が刻印されています。
4桁から6桁の数字で、下2桁が製造年。
その二つ前の数字が製造年週です。
写真の1618なら2018年の16週目。
つまり、4月くらいのタイヤということがわかります。
これが分かると自分の使っているタイヤが何年目かが分かり交換の目安になります。
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タイヤの寿命 まとめ
ひび割れがあるかどうかを診て、溝の残数を確認し、製造年月日がわかれば交換の判断には十分だと思います。
不安があれば新品にしてしまうのが一番ですね。
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